2014年11月30日

埼玉ねんど会

いつも通りといえばいつも通りのねんど会でした(´ω`;)
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色づく紅葉と晴れ渡った空の青が実に美しい。晩秋の与野です。
朝に来るとテーブルはこんなスカスカ。午後にはこれもほぼ埋まりますが。
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いつも同じ時間で行ってるとだいたい定位置が皆できていたりします。
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17時には片付けをして、近くの飲み屋で二次会。20時頃にはそれもお開きで、これまたよい意味でいつも通り。安定の埼玉ねんど会ですね。
でも初参加の方でしばふ艦を作ってる方がいらしたり、WSCのまといちゃん買って下さってた方がいらしてたりで嬉しかったよヽ(`Д´)ノ今後ともヨロシク
タグ:ねんど会
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2014年11月25日

白馬でのこと

いずれ記憶はおぼろげになってしまうので、とりあえず書き記しておこうと思い立ちました。

22日〜24日の間、長野・白馬にある宿にて模型合宿が行われる予定でした。その話を教えて貰った方の車に便乗させてもらい、自分も白馬へ行くことに。こういう時のために買ったブロンプトンをなんとか詰め込ませていただき(他の車中メンバーもブロンプトンやダホンといった折りたたみ自転車を積んでました(´ω`;))いざ出発。
土曜日の早朝から関東を離れ、白馬のその宿に着いたのが9時頃。
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窓からの光量も豊かで薪ストーブの暖も行き渡る、居心地佳さそうな食堂です。ここがメインの作業場とのこと。地下には乾燥室に換気ブースを増設した塗装スペースも用意していただき、この宿はこのとき完全にモデラー仕様。modelers'nest。
着いた早々に10時のおやつまでいただきつつ、作業開始です。
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年二回のこの催し、合間に完成させた各人の作品が別の卓には並びます。ボクは…持ってくるの忘れました('A`)。

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白馬はこの日、よい天気でした。迫る峰々は雪化粧を始めていて、冬はもうすぐそこです。気温からして東京とは違う(´・ω・`)。
夕方、暗くなる前に気分転換がてら自転車にも乗りました。遠出先で自転車に乗れるってなんかイイ(・∀・)
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「なんにもないね…」
「違いますよ『何もない、がある』んですよ」
などとどこかのCMで聞いたような言い回しに納得したりして。
青木湖まではずっと登りが続いていて、小径車だとちょっとしんどい感ありましたが、折りたたみ自転車の魅力を初めて堪能できたような。そんな気がしました。

帰ってからはまた造型。そして夕飯。
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この合宿、とにかくごはんが旨い。ただ量が多すぎて、この先、このまま三日もここに居たら体重とかどうかしてしまうんじゃないかと心配になるくらいでした。ボクも大食らいな方だと思ってたんですが太刀打ちできん。次来る時は自分だけでも控え目にしてもらわないと保たないなあと思いつつ。

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夜も作業が続きます。一日目ですが皆よい感じの集中ですね。この後、22時からは有志の呑みが始まる予定になっていました。

で、22時8分。長野北部で震度6弱の地震に見舞われた訳です(´・ω・`)。

ボクは丁度作業が一段落したと思ってトイレに行こうと席を立ってました。暗がりの玄関先で建物全体がガタガタ、と鳴り始めて、あれ? なんだこれ。揺れてるのか? と、思った次の瞬間、身体全体飛ばされるような揺れが襲いました。
何が起こったのかよく分からないまま、隠れるような場所もなく這いつくばって腕で頭を覆いました。その上から外れた引き戸が倒れてきましたが手の甲にあざが出来た程度。ガラスが割れなかったのが幸いして出血らしい出血もなく、揺れを凌ぎきることができました。
「とにかくまず外に出ろ!」と掛け声が響き、着の身着のままで玄関から外…といっても、玄関に置かれていた自販機が横倒しに倒れていて、スムースな出入りすら困難なありさま。その脇をよけて外に出ました。
地震だったんだ、ということは分かってきました。自分にしてもいろいろ大きな地震は体験してきましたが、
身体ごと倒されるような揺れは人生初です。
建物の倒壊がなかったのは本当に幸いで、もし1階や屋根やら崩れていたら死人が出てもおかしくありません。いや、建物が一見無事なようでも、中は重い机やら棚、ガラス製品が多数あるので、それが凶器となって襲いかかることもある訳です。参加者の中には血を流しながら逃げ出してきた方もいらして、応急の止血措置を受けつつ救急車を待つ羽目に。…救急車すらいつ来るのか分かったものではありません。送電も途絶え、非常電源が灯す灯り、自動車のヘッドライトの灯りだけが頼りの夜間被災。気温も低く、周辺の状況も分からず、これは不安になります。
道路を挟んだ向かいの納屋は屋根が落ちて全壊に近いありさまでした。

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こんな時に写真を撮っているのもどうかと思うのですが…(´・ω・`;)。この建物の下に、持ち込んだ折りたたみ自転車(ブロンプトン×2、ダホン×1)が埋もれました_(:3」∠)_
でもこのときは、人間がこうならなくてよかった。と思う気持ちの方が強かったです。無事がはっきりするといろいろ欲が出てくるものです('A`;)。
あと、原型です。作業場を離れていたから状況よく分かってなかったんですが、こうなった以上可能な限り回収したかった。揺れが落ち着いてから作業場へ舞い戻り、スマホのバックライト最大にした灯り頼りに散らばったものなど拾い集めました。…非常の際には人間の本性が見えるといいますが、すみません。自分は卑しいいっぴきのモデラーでした。ふへへ。
周辺のカバンやカメラ、上着なども可能な限り回収してそそくさと外へ。倒れた薪ストーブにはおそらく水がかけられていたのでしょう。火はありませんでしたが異臭は篭もっていて、長居できる空間ではありませんでした。余震も続きそうでしたからこれで被害にあっては意味がありません。
備蓄の燃料も流れ出していて周辺には石油臭が立ち篭め、「火気注意」の呼びかけが緊張感を持って伝わります。寒いですが、何かを燃やすこともできない。

星だけはいつもと変わらぬ位置で、しかしやたらと綺麗でした('A`)。

どこが安全でどう動いたらよいのかも判然としない中なので、とにかく夜を明かす他ありません。着ていた上着だけでは到底足りず、宿から運び出した寝具に身をくるみ、車中泊覚悟で車の中へ入りました。こんなことが起こるとは誰も思っていませんからガソリンも半分ほど。エンジンを長く点けるのも躊躇われます。朝になって調達できるかも分からない。そもそも長野から移動できるのかどうか?
情報も欲しかったですが…意外にラジオでこの地震に言及している局は少なくて、これはピンポイント的な地震だったんじゃないか、みたいな話も話題になりました。自分たちが経験しているのは非日常の極みですが、ラジオは平凡そのものというギャップ。それはそれで幸いなことなのでしょうが、何だか自分たちだけ世界から取り残されたような、そんな不安感を強くしたのも事実です。

…今まで、自然災害の報道などは外側から見ることが多かったですが、テレビの中の人々はこんな心境だったんだろうかな…と、考えさせられることしきり。

沈黙が長くなってきた頃合い、午前一時前後くらいでしょうか。宿のオーナーのツテで、被害がなかった別の宿に急遽一泊できるようになりました。地獄に仏とはこのことか。車で八方まで移動し、暖かい一室と残り湯で身体を温めることができました。我々を快く受け容れて下さったメルヘンハウスさんに感謝です。ありがとうございます。

暖かい布団で一夜を明かすことができて、朝食までいただけました。今後のことなど話し合い、とりあえず身の回り品の回収と、手伝えるところは手伝って、関東に戻ろうということに。
白馬の宿まで戻る最中は、やはりなんだか不思議でした。周辺の建物や店には特段の影響もなさそうで、平常運転。これならガソリンの調達にもたぶん問題ないし、土砂崩れさえ迂回できれば普通に帰ることもできそうです。となると自分たちのこの経験、被った被害は何なんだろう(´・ω・`)と。
天災てそういうものなんですよね。としか言い様がない。運が悪かった、と。
さすがに白馬神城周辺は通行止めも各処にあって、通れる道路もところどころ大きく割れていて、通るとガコンガコンいいましたが寸断はされていません。幸いと言えば幸いですが、やはり、「自分たちはピンポイントで運が悪かった」の一言で納得するには理不尽感が否めない…。

戻ってみるとやはり現実はこの通りで。
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↑ひと晩明けてもボクらのブロンプトン×2とダホン×1はこのマルのあたりで埋もれています。Oh…(´・ω・`)回収はひとまず断念し、復旧の中で掘り起こせたら連絡いただくことにしました。

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↑片付けてしまうと被害査定に影響が出るかも、というオーナーからの話もあり、各自、必要品だけ回収する作業になりました。建物の構造は無事…のようですが、カベは割れ、内装は滅茶苦茶です。これで重傷者が居なかったのはほんとに幸いでした。
工具やパーツを可能な限り拾い集めます。とある方のポリパテのパーツはけっこう粉々になって破片を探すのも困難な有様でしたが、ボクの方はなんとか一通り確認できました。大きな損壊もありませんでした。

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↑完成品を飾っていた卓も、それぞれが作品を回収…しましたが、おそらく少なからず損傷あったと思います(´・ω・`)。誰が悪いということはないですが、このありさまはちょっとせつない…。

午前中には撤収の準備がついて、オーナー夫妻、参加者の方々にお声がけして戻って来た次第です。

それでもボクらは言ってしまえば「一介の旅行者」。命や身の回り品が無事で、帰ることができれば、すぐに元の生活に戻ることができます。
これから冬のシーズンインというときに、この現状から復旧させることの苦労を思うと、いたたまれないものがあります。オーナー夫妻は「かならずよりよい宿にします」と力強くおっしゃっていました。一日でも早くその時が来ることをお祈りいたします。その時にはまた必ず来ます。
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2014年11月08日

浜町模型会

浜町で模型会がありました。ちょっと珍しかったかも。
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会場も珍しい。中央区立総合スポーツセンター。体育館や競技スペースが複数階に渡って設置されている、いわゆるスポーツセンター。
でもこういう所にはだいたい会議室が併設されているので、うまいこと予約入れられればねんど会や模型会にも困りません。
中の写真を取り損なっていましたが('A`)ちょっと広めの会議室に10名ほどが集まっての作業会となりました。
打ち上げはハンバーガーヽ(`Д´)ノ
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うまったです(´ω`)
posted by カフN at 23:59| Comment(0) | 模型塾&ねんど会

2014年11月05日

もがみん艤装

既に昨日になってしまいましたが、とある筋にお願いしていたブツのテストサンプルが到着しました(´ω`)
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組み立てる前からして美しい…(*´ω`)。特殊な紙にレーザー加工を巡らせた艤装のディティールアップ用パーツです。プラモだと真鍮やステンレスのエッチングパーツになるような箇所を、今回白船工房のひやむぎさんと相談させてもらいながら紙でやってみようと思ったのです。
白船工房さんは最近入渠ドックなどで知られるようになったかなと思うのですが、それ以前のガルガンチュアのペーパークラフト船の出来にも非常に感銘を受けておりました。模型塾の品川ねんど会で初めて見た時からこれはスゴイ、何かコラボ的なことをしてみたいなと思ったのです。
とにかく、このサンプルを目にして漲ってきました。足柄さんのように。ねえ! 今すぐ試し撃ちしてもいいかしら!? みたいな(´ω`)

で、急遽、一通り切り出したものを貼り直してみました。
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元絵を参考にディフォルメ効かせてるからディティールはだいぶ省略してサイズもオーバー気味ですが(その割に長さは短い)、いいでしょこのクレーン(´ω`)。紙だから組立も簡単なんですよ。まあ貼ってくだけですから。レジンで作ったら薄手のホイストやフックの再現は(このサイズでは)かなり苦労すると思うんす。今回のパーツはデザインナイフで切り出してのりで貼ってやればすぐにこの状態になります。

…で、だんだん嬉しくなりまして:
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全部載せてみました。
張り線や方位測定儀(前檣トップのループアンテナ)の部分なんかもレジンじゃもっさりしてしまうだろうし、真鍮線で組み合わせるのも手間を強いてしまいますが、カットして貼るだけでお手軽に密度感が増します。ほぼほぼイメージ通りの組み合わせにまとまって満足しています。
白船工房さん的には紙だけで立体まで組み上がる方がより強味が出るところだと思ってまして、それも模索したんですが、もがみんは案外トラスっぽい部分が少なくて。カッティングが主だってしまった感もあるのですが、たとえば川内型や利根型、ちとちよのカタパルト部品なんかは超得意なトラス箱組みだと思うんですよね。あと電探も向いてそう。
タグ:艦これ 最上
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2014年11月04日

常月まといの塗装順について(技術支援)

11/2に大阪・神戸の方へ出掛けまして、トレフェス神戸に参加してきたのですが。事前に飲み会でWSCとなったまといちゃんを買ってくれてた人と話す機会に恵まれました。その際、「塗装をどうしたもんかと…」というある意味当然の悩みを耳にしたので、自分が手掛けた塗装順序についてブログ記事にしておきたいと思います。

着物なのでどんな柄で仕上げてもよいのですが、やはり、あの鮮やかな元絵の矢絣に近づけてみたいですもんね(´ω`)。


■手順0
仮組をちゃんとこなして塗装後も塗膜の厚みが抵触して合わない…みたいなことがないようにしてあることが前提です。ま、あ、ガレキ的な工作プロセスで必須ですからそこはこなしてください。取扱説明書でクリアランスが厳しいところは記しています。襟周りのパーツは余裕があまりないので、合わないようなら塗装後に接着面は削るといった作業が発生するかもしれんです。それ以外はあまりに厚塗りしなければ大丈夫かなと思います。

■手順1
白サフで下地を作ります。着物なのでサフレスにしてもあまり意味がないかと(´・ω・`)。

■手順2
白サフでしっかり発色の下地を作ったら、矢絣の矢羽根の間隔にアタリをつけてシャーペン等でゆるく線を引きます。
(画像1)
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↑写真をクリックするとだいぶ大きくなりますが、よれよれのユルユルの線です(´・ω・`)。

■手順3
鉛筆で矢羽根の形状に軽く鉛筆を引いたら、色ごとにマスキングをします。で、各色ごとに塗装。
(画像2、3)
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↑これが具体例です。多少はみ出ても問題ありません。かなり適当にマスキングしてそれぞれ色を載せます。
載せる色は、ざっと青、赤、黄、緑ですが、自分がやった調色は:
青…インディブルーとブルーで比較的暗めの青。クレオスの旧クリアーブルーのイメージ。
赤…シャインレッド。赤は案外暗い色なので、シャインレッドくらい明るい赤で。
黄…ダークイエローに白少々。いわゆるドイツ戦車の基本色みたいなもんですが、案外合います。
緑…ガンダムカラーのザクの緑色をベースに、多少白を加えて明るめに。けっこう絶妙です。

あとは写真のテキトーな色合いも参考にしてみてください。自分でも塗ってる時はこれ大丈夫なんだろうか('A`)と思わされましたが、組み合わせていくと案外サマになる面白い柄なんですよね。
色ごとのマスキングが要りますから四回はマスクしては剥がしてまたマスクして…の作業が出ます。このへんが一番大変といえば大変です(´・ω・`;)。

■手順4
色を載せた矢羽根の間を、MAXベースグレーをこれまた矢羽根状になるよう塗っていきます。色と色の境目は面相筆の方が(手数は多いかもしれませんが)綺麗に塗れます。で、ベースグレーで囲んだ所は平筆等でべったりと。自信がなければここもマスクしてブラシすれば綺麗にできますが、あんまり綺麗さに拘ることはないです。ムラにならないよう注意していれば大丈夫です。
(画像4,5)
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↑画像中に鉛筆で「×」を書いてる箇所はいわゆるベタ塗り。じゃんじゃか塗ります。
「色と色の境目」は筆を手早く動かしたようなシャッっとした雰囲気を出す必要があるので、ここを面相筆で「線を重ねる」要領で塗る、と。慣れれば早いです。ここも多少雑でも取り返せます。

■手順5
矢羽根と矢羽根の間、鉛筆であたりをつけていた線の左右にマスキングテープを貼り、MAXベースグレーを吹きます。
この「ストライプ」はなるべく綺麗に出るようマスキングを駆使して下さい。とはいえ、マスキング密度はたいしたことがないのでそうつらくはないです。つらくはないですが、この線ははみ出たりよれてると見栄えに影響するのでちゃんとやりましょう。

人間の目はストライプ=線の幅が均一、という先入観があるので、これを外れると「綺麗じゃない(´・ω・`)」と判定してしまいますが、逆手に取ればそこをきっちり押さえておけば内側の色やら模様が多少雑でもおっけーなのです。矢絣柄の本質は直線、特にまといちゃんの柄は黒と白のストライプなのでそこだけはちゃんと押さえるとよいです。筆でレタッチしても全然オッケー。後で全体につや消しクリアーを吹くので多少の筆後なぞ消えてなくなりますから。
(画像6,7)
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■手順6
今度は矢羽根の中央を貫くように細い白ストライプを作ります。そのため、矢羽根の中心を空ける形で左右にマスキングをします。
(画像8,9)
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↑ここもストライプ間隔は大きいですからそんなに苦労はないです。ただ、丁寧に色漏れが出ないようマスキングをする。あと、出来上がる白い線があまり太くならないように気をつける。黒ストライプは多少太くてもオッケーですが、この矢羽根の中心を通るストライプは細い方が見栄えします。

マスキング後は、隠蔽力の強いベースホワイト等で重ね吹きをします。あ、ちなみに、なぜ黒の方はMAXベースグレーなのかと言えば、シャブシャブな割に隠蔽力が大変強いのと、スケールを意識すると暗い色は多少明るめに振った方がらしく見えるからです。黒を黒で載せてしまうと全体が重くなりがちなので気持ち明るめに振ります。

■手順8
吹いた白が乾燥したら、元絵や完成見本を参考にしながら、マスキングしたままの白ストライプに矢羽根で遣った四色を筆で載せていきます(画像10)
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↑左右はマスキングされてますから雑でおっけー。筆ムラが残らないよう厚めに載せていきます。
写真を拡大してもらえると分かると思いますが、筆ですしひどい塗りです(ノ∀`)
でも左右のストライプのラインはしっかり押さえてますから、これを剥がすと綺麗に見えるんです。色と色の間の汚い色の混ざりなんかは1ミリ幅あるかないかの世界ですから、仕上がり全体で見るとまるで目立たなくなります(`・ω・´)

繰り返しになりますが、ポイントは「黒と白のストライプ幅」。ここを綺麗に出せていれば全体も綺麗に見えるものなので、もう考えるよりも産むが易しです。トライ&エラーですよ!(エラーって…( ゚д゚)

■手順9(その他)
襟は、着物の柄が塗れた後に首周りの襟部分のみをブラシ塗装して下地を。
柄は面相筆で、ピンクを入れて行きます。完成見本通りで「太、細、太、細、細…」とアクセントを多少つけると柄の表情が増します。
袴の結び目上の部分はガイアノーツのエメラルドグリーンにインディブルー系を多少加えて気持ち青に振ったものを使いました。花柄はタミヤエナメルのダークイエローです。ここでもダークイエロー( ゚д゚)。しかしこれが意外に下地の緑にマッチして金字に見えるんですよね。面白い。

袴は、黒立ち上げでネービーブルー系で立ち上げ、途中ブルーパールで絹感を出して、その上からクリアーブルー&クリアーレッド(少々)でアクセントを付けた気がします(を ちょっと記憶曖昧ですが単色ですから紺系で塗れば大丈夫でしょう。
ちなみに「絶望先生」第三集の表4の絵が元絵ですが、版数によってはこれが緑・青系ではなく赤・エンジ系だったりするようです。その場合は袴がエンジになるんですね。これもまた綺麗です。

エンジ系でまとめて下さった方が既にいらしてまして、TINAMI掲載のこの作品も大変綺麗に塗られています。塗りのプロセスも紹介されていて、正直ボクよりも丁寧にこなされてらっしゃるので('A`;)もっと綺麗に仕上げたい場合の参考にしていただければ…と……

ともあれ、ボクのやりかたでも:
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このくらいには仕上がります(´ω`;)
二枚目のやつは最初に塗ったやつで、WSCの見本よりも雑な部分もありますが(時間なかったですし最初でしたし…)それでもぱっと見、粗さに目が行かないくらい見栄え良くできます。

できてます…よね…?(急に弱気

といった感じで、まあ、手間は手間なんですけど、びっくりするような手間じゃないんだよ、というあたりはご理解いただけると幸いです(´ω`)



posted by カフN at 00:15| Comment(0) | 常月まとい