2016年09月22日

真鍮線のハンダ付け工作

前から書いておこうと思っていたのですが一段落すると書かなくなってしまうもので('A`)。
タイトルの通り、真鍮線のハンダ付けについてです。フィギュアスクラッチにおいても最近は艦これで艤装のマスト作りで活用したりします。自分も艦これ原型で初めて真鍮線のハンダ工作を経験しました。
それまでは瞬着でつないだりしていたのですが、強度的に難ありで、ちょっと力を加えたり落としたりすると外れてしまうことがしばしばでイラっとしてました(´・ω・`)。ハンダだとどうなんだろう…と思って試してみると、これが強度的に抜群で、落とすくらいじゃびくともしません。もっと早く知ってればよかった。
でもなぜやらなかったかといえば、いろいろと道具をそろえたり固定が面倒なんじゃないかとか、そのへんで気重になっていたんですね。実際にはそんなに身構えずに簡単にやれたので、その方法を備忘録がてら掲載しておきます。

事前に準備するものはハンダごて、ハンダ線、フラックス(酸化剤)。パーツを固定する木片などもあった方がよいでしょう。これはかまぼこ板で十分です。あと、固定用のマスキングテープやねり消しなど。

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自分が使ったのはこれです。goot社の真鍮用ハンダ線と、板金用のフラックス。ヤニ入りのハンダ線なんかが電子工作では一般的ですが、用途がちょっと違いますので専用のものを選びます。町のホームセンターで普通に見つかると思いますし、最近なら通販でも入手できるかと。

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ハンダ付けしたいパーツを固定します。これは冬の新作向けの前部マスト。1.2mm真鍮線を逆V字につないで、先端部分をハンダ付け予定。
つなぎめはダイヤモンドヤスリで多少平たくし、また、表面を荒らしてやることでハンダの食いつきを良くします。
かなりの熱を持ちますので、距離を置いてテープなどで固定。補助アームがあるならそれらに持たせて固定するのももちろん可ですし、その方が作業しやすいかもしれません。
今回はハンダ箇所も少ないですし、シンプルなので木片にぴったりと真鍮線を合わせて固定するのみとしています。

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ハンダごては、15W程度のものでも大丈夫です。これなら家にもあるのではないでしょうか。
出力が大きい方がハンダを溶かしやすく、パーツに熱をあまり伝えずハンダ付けできるのですが、まあ、溶けるものもダメージを負うものもないですからじっくり押し当ててやればハンダは流れてくれます。

あとは、フラックスをハンダ付けしたい箇所にひとしずく垂らしてやり、ハンダごてを押し当て、そこにハンダ線を当ててやる…という、普通のハンダ工作です。

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ハンダが溶けたらフラックスのおかげですぐに接合面へ流れ込んでくれます。これだけで終わり。強度が出ます。
多少冷ましてから、流水で洗います。酸化剤は付いたままにしておくと酸化(サビ)が一気に進んでしまいます
ので、さっさと洗い流します。

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はみ出したハンダはダイヤモンドやすりで整形して、原型に足りうるものにととのえてやればおしまいです。

プラモやガレキのアンテナやマストが強度やシャープさで物足りない場合、真鍮線で置き換えることもあるかと思いますが、そんな時にも簡単に強固な接合ができてオススメですね。
posted by カフN at 19:21| Comment(0) | 技術関係
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