2013年01月29日

クラフトロボ先生ヽ(`Д´)ノ

一年ぶりにクラフトロボpro先生にパッケージのカットをやってもらいました。30個ほど。
kagaa206.jpg

前回のカット記録などを備忘録にしておりましたが、さすがにある程度は記憶が残ってたので、ロボの操作についてはマニュアル軽く確認すればオッケーでした。マニュアルは必須ですね('A`)。プリンタと違って用紙セットしてスタートってだけじゃないんですよ。用紙のセットは身体が覚えてくれてましたが、トンボの形状の指定、トンボ位置の指定、カッターの圧力、スピード、品質、型番とオフセット位置……マニュアルで確認しないと不安になります。さすがにスラスラとは覚えておりませんでした(当たり前か…)

幸いマニュアルも手近なところに転がっていたので、それで本体の設定をデカールカット用からパッケージカット用に変更してカッティング開始。
最初は案の定ミスりましたが(ノ∀`)これはカッターの刃と設定が合っていなかったため。気づくのに二回ミスってました。あまりにズレるんでこれはもう使い物にならんか? ('A`)とさえ思ったりしました。

気を撮り直して三回目で綺麗にカットできたんですが、今度はカット圧が足りなかった。20じゃ足りないので26くらいにします。
で、カットすると…厚紙にカッターの刃が取られて? いるのか、最初は良くても途中からけっこうズレてしまう。えー('A`)って感じでした。どうすりゃいいんだ……としばし考え、結局、今回というか、この設定がよいのかなと結論しました。
kagaa207.jpg

つまりカット圧は、最初に成功した20程度にして、二回繰り返してカットさせることで完全に切断する。
思えば過去の日記にもカット数を2回でやってました。あの頃はあまり深い考えなかったんですが。
カット圧を軽くしてやると、ロボはかなり正確に指定したパスをなぞってくれるので、今までのズレもひょっとしたらそういうことだったのかもしれんですね。後でデカールでも検証してみるか(´・ω・`)。

元々「ボール紙もガンガン切れます!」などとは謳っていない機械なので、そのへんは確かめ確かめで使う必要があると思います。
後のコツは前回のノウハウがほぼ活きてます。
そうそう、台紙に関しては、やはり普通に使っていると10回にも満たないうちに台紙の粘着力が悪くなって使えなくなりますが、今回はスプレーのり55で粘着力を復活させながらいきました。だいたい10回に一回吹く感じで、30枚のカットは可能でした。
ただ終盤、台紙のグリップも悪くなって、ズレが出たりします。ほんと終盤1、2枚だったのですが。台紙寿命として、30枚程度で新しいものにするというのが無難なようです。
あと用紙を送るローラーは時々綺麗にしましょう。切りくずとか部屋のゴミ(ウチの場合パテ片)とか噛んでると精度にかなり影響出ます。当たり前ですが。
なんだかんだで改良したい・して欲しい部分もあるんですが(それだけでだいぶ手の掛かり方が変わるハズなんで)コツさえ分かれば、このめんどくさいカットを数時間なりで30枚終わらせてくれるので大助かりですね。

出来は良いけど時々グズる子に仕事をさせてやる気分になります
posted by カフN at 07:54| Comment(0) | クラフトロボ

2012年06月17日

クラフトロボでデカールカット

さてデカール。毛布の模様といつも通り瞳をデカール化しています。
moufu1.jpg moufu2.jpg

毛布の方はアニメ版に準拠しつつ、大小のちどりを散らばらせたデザイン。これならクリアデカールで再現もできるので、というのが理由。漫画版だと毛布にモールド彫った方が良さそうなデザインで、それがちょっと状況的にしんどそうだったから('A`)
同じようなマーキングが山ほどあって、これを従来のようにカットなしで提供しても、使う際にはいちいちナイフで人間がアウトラインをカットしなきゃならいません。それは手間だなあ…と思い
decal_path.jpg

1月に導入して以来、あまり活用の機会がなかったクラフトロボにカッティングをさせてみようと思いました。水に浸けるときのカッティングは人間がはさみなりデザインナイフで雑にカットして、貼る時にはクラフトロボでカットしたアウトラインに沿ったマークをそのまま使えるんではなかろうか、と。
実際にカットしたものはまだテストできる状況じゃないので、とりあえず、アウトラインにそってカットするデータを作っておこうかと思います。(´・ω・`)…と、作ったのが、最初の画像のデータ&パス。画像自体は慣れたフォトショで用意しましたが、パスはイラレで引いています。
まあ山ほどパスが…('A`;)さらにこれを量産用にA4シートに複数展開して、カッティングしていこうという目論見。
ちゃんと思った通りにカッティングできるのか不安。というか、あまりに久しぶりなので操作方法が記憶に残ってませんでした。

前回使用時の自分のブログ記事を確認しながらのテストになりました(書き留めておくと便利)。

【トンボの出力について】
まずトンボ付きのデータを作る訳ですが、イラレのプラグインでトンボのレイヤーを新規追加。ただし、普通にトンボを描き足すと、デザイン面から最低10mmのマージンを確保することになります。これは無駄余白になるので、実際には長方形オブジェをデザイン面よりほんのちょっと大きく作り、「長方形をトンボに変換」でトンボを引きます。これならデザインしたデータギリギリの位置にトンボが描けます。

【トンボの読み取らせ方】
トンボのタイプ・サイズなどを本体できちんと設定しておかないと、うまく読み込めません。前回はトンボサイズ10mmだったんですが、今回は余白に余裕がないので最小の5mm設定。トンボのタイプも変更しました。

【用紙のセッティング】
前回のブログエントリーの通り、スコヤなどで垂直出しをちゃんとしないとローラーが用紙から外れます(´・ω・`)。あとトンボサイズが小さくなりましたので、カッター刃をトンボの中に収めるのがけっこう難しい…。

それと、カッター刃は「PREV」キーを押しながらポジションキーで動かすと、微動モードになります。ヘンなボタンと勘違いして押してると当然誤動作になりますから注意。マニュアルに書いてますが、忘れてたので今回ブログにも書きます。「PREV」を押しながらポジションキーでカッター刃を初期位置に動かす。でおk。

【カッティング】
cuttingmaster.jpg

今回はよりシンプルな設定でカット。
カッター刃は小文字カット用のCB-15UBを新たに買い足して使いました。カッター圧は14、カッタースピードは4〜5cm/sec。

…で、カッティングデータを送信すると、四辺のトンボを読み込んでからサクサクカッティングを始めてくれるんですが…どうもズレる。
前箱の展開図をカットした時はそれほど感じなかったんですが、小物を出力するときは絵のギリギリにパスを引いてもうまくそれに沿ってくれません(´・ω・`)コツや設定があるのかもしれませんが、どこを読んでも調べても釈然としませんでした。結局、マージンを試行錯誤でかなり作って、多少ズレても絵をカットしないようなパスを引くしかない感じ。
しかも、クセがあって、カットするとパスの左下にズレてく感じがありました。

【パス引きのコツ】
tips.jpg

コツなのかどうかもビミョーで、個体差やら設定の問題とかいろいろありそうですが、やや左下にパスをズラしてやると、ちょうどよい感じのカットになりました…。
今回、やむなく、どのパスも多少左下にズラしてカットデータを作っています。

単品のテストでだいたいコツや満足のいくパスデータの用意ができたら、それを複数並べて、量産用のデータを作って、プリントアウトします。

【量産用データのプリントアウトのコツ】
print_dialog.jpg

出力時の注意です(自分備忘録用…)。
180°反転させて、Yの上端部で10mm程度の余白を作る。
print_sample.jpg

実際に出力されたものに注釈を入れてます。全てクラフトロボの仕様を意識したマージンです。A4に出力といっても、けっこうマージンが必要なので、カットしたいデータはギリギリのツメコミ具合に…('A`)。今回はA4サイズの1シートから5個分のデカールを作りたかったので。デカール台紙もそんなに安いもんじゃないですからね(´・ω・`)

まあそんな試行錯誤を十数回以上繰り返して、とりあえず
sample.jpg

そんなにズレない画像データ&パスデータを用意できました。画像でマーク周辺の白いラインがカット跡です。懸案だった瞳もほぼギリギリのセンでカットできてるかなーと…ちょっとでも絵をカットしてしまうと、水に浸した時にそこから滲んでくるので怖い怖い('A`)
この後、実際にデカールシートにプリントしてカットのテストも当然しますけど、また違う動作特性(クセ)が出る可能性もあるので、場合によっては瞳のカットはオミットするかもしれんです('A`;;
cuttingnow.jpg

量産用シートの1枚のカットには8分30秒くらいかかってます。カコッカコッと静かに動き続けるのでそのへんストレスはないです。最初のトンボ読み取りの部分だけ、コツと介助が必要ですが、あとは自動なんで人間がいちいちカットするよりずっとラクチン(当たり前か

…ここまでカットできるんなら、いわゆるデカールに拘るんじゃなくて、シール方式でも良い気がしてきますが。やっぱ模型なら水転写式のデカールだよなとか思ってしまいます。
そんな自分用メモ(´ω`)
posted by カフN at 18:50| Comment(2) | クラフトロボ

2012年01月01日

クラフトロボ 導入記

迎春 今年も宜しくお願いいたします。

さて年が明ければWFも一ヶ月前と思った方が良く、年末年始の休暇とあっても余裕があるハズもないのですが。周囲の休暇ムードにも(ツイッター経由で流れ込んで来ます)流されてややたゆとうた時間を過ごしがちです。

とはいえ年末にかけて、新兵器を導入しまして、その操作法を自分なりのモノとすべく奮戦していたのも事実でして。備忘録がてら、記しておこうかと思います。

導入しましたのはこちらです!(゚∀゚)
crobo.jpg

グラフテック社のクラフトロボプロ。定価12万というのが最近は7.6万円くらいになってますから、さんざん迷った挙げ句ですが、ついに買ってしましました。当方の用途としては「パッケージのカット」が第一です。また、事例としてプラ板カットの作例がありますので、そちらについても活用ができればいいかなと思いました。
ディーラー活動をしてなければまず手を出すことはなかったかと思います(´・ω・`;)綺麗に数をこなして販売できればペイもできるだろうという考えもありました。ただ大きさがでかくて重量もそこそこ(約10kg)あります。家庭で使うには設置場所を決めるのも大変です。
サイズ的には、A3ノビ対応のプリンタをちょっと大きくした程度ですので、パソコンラックなどがあると効果的な配置が可能と思います。
crobo2.jpg

ウチの設置例。CRTディスプレイを処分して、液晶ディスプレイ&アームに変更して机上にスペースができたので、そこに設置しました。ちなみに写真に写っているディスプレイは三菱の23インチ液晶になります。やはり…そこそこ大きいです('A`)。

マニュアルは全てpdfですので、必要な場所は紙で印刷して精読しましょう。A4サイズ普及機のマニュアルは未読なんですが、ぶっちゃけ、クラフトロボプロは初めて操作する人には不親切だと思います(^_^;)。イメージを掴んでミスのないカットに至るまで、けっこう失敗しました。使い物にならないとさんざん嘆いたり、早々にヤフオクに出品なども脳裏をかすめました。

まあ試行錯誤して、なんとかやりたいことがやれるメドは付いたんですけども。
crobo3.jpg

まずセットアップはUSBでパソコンにつないで電源ON,ですから無問題。OS X Lionで使用する場合、グラフテック社HPより最新ドライバをDLしてインストールの必要があります。
自分はLionにしてますので、それを済ませて、あとはillustratorプラグインを入れて環境を整えました。Macの場合、illustratorからしか制御できないとされています。

このクラフトロボ、基本的には台紙付きの薄いシート(シールも化)をカッティングするためのプロッタで、カッティングラインはillustratorのベクターオブジェクトをレイヤー単位で指定します。カットごとに刃圧も変えられるので、完全に切らない程度にカットすれば折れ線を作ることもできる。制御は正確ですが、…一番悩んだのは「トンボの識別のさせかた」でした。

当方が購入したクラフトロボは、印刷した紙をカットするときの基本動作として以下のプロセスが必要になります。
1.illustratorプラグインでトンボを作成し、それを印刷
2.印刷した用紙を台紙に貼ってセットし、トンボを識別させる
3.トンボで識別した位置情報を頼りに、カット対象のベクターデータを指定のカット圧でカット

既に印刷してしまったものは、トンボを使った印刷はできないっぽいんですね(´・ω・`)。これはまあ仕方がないというか当然か。

トンボに関しては出力タイプをいくつか選べるのですが、ウチの用途的にはA3一杯に用紙を使うので、少しでも幅を取るために「2タイプ」と呼ばれるものを選択。このへんはマニュアルの4章が詳しいので精読してセットアップの必要があります。

あと、サンプルデータなどで「正しくトンボを識別して動作するときの機械の動き」を見ておくと、自分がカットしたい紙でうまく行かないときのリカバリー目安になります。最初成功例を見ないであれこれいじってたので、ちっとも要領を得なかったです(´・ω・`)。まずは基本に忠実に動かしてみる、というのはとても大事なことです。当たり前のようで、プリンタのノリで試しているとなかなか簡単ではありません。

用紙のセットアップはマニュアル第二章を参考にしつつ、厚紙カットに向けて一工夫。
Cロボまとめ1.jpg

前述の通り、台紙に密着している必要がありますので、上下をマスキングテープで留めます。フレッシュな台紙ならば粘着力もしっかりしているので不要かもしれません。ただ、数回使っていると台紙の粘着力も弱まってきますので、こういう備えは必要になります。また、台紙はフニャフニャで柔らかく、厚紙と乖離しやすいのです。テープで固定することで少しでも乖離を防ぎます。
あと、左下のトンボはクラフトロボが最初に読み込むトンボです。仕様だと思うのですが、クラフトロボは最初のトンボを読み込む際の条件がシビアで、今回のような色紙に黒トンボを引いても識別してくれません。トンボを識別させないでカットすると、まずもって期待した通りの輪郭カットはできないので、この最初のトンボをどう識別させるかが肝心です。
たしかFAQにも載っていたかと思いますが、白紙に印刷して切り出したトンボを重なるように貼ると識別してくれるようになります。最初のトンボを識別しますと、第二・第三・第四と自動で識別しに行きますが、これらはとくに貼らなくても識別してくれるという(・∀・;)よく分からない仕様なんですが、誤動作を避けるために最初はずいぶん厳しくしてるんじゃないかな、と想像します。

用紙セット例.jpg

用紙はこんな感じに、ブッシュローラーがマスキングテープ上を走行するようにセット。カットエリアが狭ければ、用紙の上を通るようにセットアップするのが正しいようです。なお、ローラーがカット中にここを外れてしまうと、カット結果に深刻な結果を生みます(というかミスる)ので、セット時になるべく確実な垂直出しも必要になります。
Cロボまとめ2.jpg

マニュアルではフロントパネルのガイド(タテ線のモールド)を参考にするように…とありますが、厳密にするにはこのような感じにスコヤを使うとよいです。

また、台紙はカット部前後では、自重で下に落ちようとしますので、それを防ぐために
Cロボまとめ7.jpg

こんな感じに台紙がヘタれないよう受け部分を付くっておきます。…いわゆるプリンタの
printer.jpg
こういうパーツがあるとよいのかな、と思うのですが(´・ω・`)。クラフトロボは基本的に台紙に密着した薄いシートをカットする仕様なので、固い紙を切るには足りないパーツがある感じがします。

crobo2-1.jpg

↑用紙セット後にENTERボタンを押すとワークエリアを自動識別し、最初の位置に用紙を動かして止まりますので、第一トンボ位置までカッター先を動かします。これはマニュアル通り。

…ただ厚紙の場合、ややカールがかかることが多く、そうすると台紙ごとやや浮いた感じで定位置に入ってしまいます。この状態でトンボを読み込ませようとしてもやはりエラーになりやすいので、指で軽く押さえてやるとよいです。
crobo2-2.jpg

こんな感じに。とにかく最初のトンボさえ読み込ませてやれば、あとはかなりの確度で他トンボは読み込んでくれますので、必要な箇所は人間が補助してやると素直に動いてくれます…。

プラグインの設定なども参考までに載せておきます。
Cロボまとめ5.jpg


Cロボまとめ4.jpg

Cロボまとめ6.jpg

●感想
一枚のカットに、約2分弱。もっと早くカットさせることもできますが、刃がひっかかって失敗するリスクが上がるので、5cm/秒とかなり遅めに動作させ、二回カットさせることで厚紙も切り出すようにしています。うまくいくと人間がやるよりずっと速いですね。
用紙のセットアップに時間をかけてしまいますが、それでも、定規とカッターでちまちまやるよりははるかに効率的です。この二日間で30枚、WF分のカットを済ませることができました。
(まるまる二日かけた訳でないですよ。とくに最初の一日は試行錯誤の連続でしたし)

ただ、人間はこの程度のカットならばほとんどミスなくこなしますが、紙送りの不調やら設定ミスやらで時折ミスします。30枚切り出すのにミスが11枚。ま、あ、半分ほどは特性を知る前のミスなんで、半分としても5枚程度はミスっていますので、歩留まりは人間よりも悪い。カットミスの原因は刃がカットしたものにひっかかるアクシデントやら、台紙がローラーで前後に送られる際にローラーが外れてしまったとか、思ったよりも条件シビアだな、と感じることが多かったです。そうしたこともあって、長々と書いた工夫をするようになった訳ですが。この工夫をすることで、ミスはさらに半分くらいに減らせたと思います。残りの要素は、台紙の品質劣化とか偶然によるものかと思います。台紙の接着力を常にフレッシュにできていれば、よりミスはなくせそうです。

●そうは言っても
その台紙が高いんですよね(´・ω・`)。A3のカッティング台紙は2枚で4,000円。量販店で買っても3,000円はします。これを使って10枚くらいはカットできる、と謳っています。たかだか10枚です。今回はそれを20枚程度カットするため騙し騙し使った感じでした。だからミスった、とも言えますが、もう少し安くならんか…あるいはもう少し繰り返し使えるような仕組みにできんか…と思ったりです。それができればこの機械、充分オトクかもしれません。

台紙の延命とか自作とかも調べてみようかなと思います。
あと、プラ板とかの加工精度についても試してみようかと思います(´ω`)
posted by カフN at 16:54| Comment(4) | クラフトロボ